CDISC Library API
昨日、PharmaSUG SDE Tokyo 2019に参加してきました。
SDEというのはSingle Day Eventの略で、一日限りのユーザ会みたいなものでしょうか。
PharmaSUGというのは科学やヘルスケア分野におけるSoftware User Groupで、
技術的な部分にfocusしている印象があります。
その中で、一番最初のセッションにCDISC Library Updateというものがありました。
てっきりStandardsのupdate(Therapeutic areaの追加とか)かとおもっていたら、大違い。
なんとCDISC standardsのメタデータをAPIで提供するものということです。
2月にPlatinum memberに対して先行リリース、4月に全memberにリリースし、7月にupdateがなされた、という状況みたいです。
(Mike Hamidi氏はセッションプレゼンターでした)
これはいい!便利!と思いアクセスしてみましたが、どこもかしこも「not authenticated」ばかりです。
CDISC Library API Documentation | CDISCでauthorizeというアイコンがあり、
CDISCのログイン情報で認証するとベーシック認証用のキーも生成されますが、これでもダメ。
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よくよく調べると、Membershipが必要なようでした。
SDEでは森岡さんもGlobal Forumで印象に残ったものとして「まずドキュメントを見ろ」おっしゃってました。
その通りです。ハイ。ちゃんと書いてあります。
そして費用もかかります。1アカウント年間$300。
あ、fee-basedをfreeに読み間違えていました。都合よく。
また、上記には、non-memberは問い合わせてね、とあるので問い合わせたところ、ざっくりと
「non-memberはより高い金額が必要だよ、memberになることを検討してちょ」
みたいなメールが返ってきました。
一応あとで稟議をあげてみます。
という訳で、まだフルにアクセスできないので、現時点でわかる限りの違い、手順をまとめてみます。
non-membership:
- https://www.cdisc.org/cdisc-libraryにアクセスするとき、メニューのStandards→TerminologyにCDISC Libraryがあります
- Request an Accountにアクセスしても何も表示されません。
- fee
$300以上かかるけど、どれだけなのか具体的には提示されていない
membership/gold:
- https://www.cdisc.org/cdisc-libraryにアクセスするとき、メニューのStandards→にサブメニューとしてCDISC Libraryがあります
- Request an Accountにアクセスすると、リクエストフォーム等の情報が表示されます。
- fee
1アカウント$300。
membershipとlisenceによって、最大アカウント数が異なる。
(実際のところ、httpリクエストしてjson処理するのって人がやるのではなく、プログラムで処理すると思うので、プログラムに割り当てる用のアカウントという扱いになりそうな気がします)
- アカウント申請手順
- Request an Accountにアクセス
- CDISC Library API Account Request Formにアクセス
- アカウント管理者、一人目のアカウントユーザ、CDISC技術担当者情報を入力し、ライセンスへ同意してSubmit
おそらくですが、二人目以降の登録はアカウント管理者が登録することになるのかと思います。