我輩はブロガーではない。ネタもまだない

SASとかDelphiあたりの人様の役に立たないネタを提供します

CDATA SAS.dsを使ってみる(その4:追加検証編)

CDATA SAS.dsを使ってみる(その1:データセットアクセス編)
CDATA SAS.dsを使ってみる(その2:属性編)
CDATA SAS.dsを使ってみる(その3:CRUD編)

に続き、β版 21.0.7850 を入手したので、修正点を確認してみたいと思います。

まず、前回使用していたアプリケーションを起動し、ライブラリを割り当て(URIを指定)、以下のSQLを実行します。

create table A1 (name varchar(20));
insert into A1 values("はい");

結果は…
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ちゃんと日本語が挿入されていました。

ただ、注意しなければいけないのはエンコーディングUTF-8なので、SAS日本語版だと、鬱陶しいNOTEが出続けます

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鬱陶しいNOTE…
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CDATA driverから作成したデータセットのプロパティ

なお、通常のShift-JISデータセットに対しても、日本語を挿入することはできました。(UNICODE文字列を入れると面倒な事になりそうですが)




そして、Case-Sensitiveな問題についても解消されています。

小文字のデータセット指定でもきちんと挿入できました。
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