我輩はブロガーではない。ネタもまだない

SASとかDelphiあたりの人様の役に立たないネタを提供します

事業譲渡

本日、在籍する会社のウェブサイトにてリリース*がありましたが、2017年6月30日を以て新卒から12年間在籍した会社を退職することになりました。

退職とは言っても事業譲渡なので、現在管理しているシステムと一緒に、別の会社にて同じ業務を担当することになります。もちろん既存のお客様も新しい会社でサポートします。

自分のやることはあまり変わりません。

 

 


元々はシステム開発+データ処理(CRO)をやっていた会社が、東証一部上場(当時は東証二部)企業に友好的に買収され、グループ会社に入ったのが5年前。

会社の規模が大きくなることで、事業も広げ、個人の成長(技術的、収入的)にも繋がるはずだったのに、どうしてこうなった。

従業員は入っては辞め、入っては辞めで定着せず、当然ながら(部門の)売上は低下(利益率は上昇)。
その結果、システムをどう売っていけばいいか方針が打ち出せないので、事業を収束させろ、という命が親会社から下されました。

その命に対し、普段はクソ使えない専務(当時社長。売上が思ったように伸びず専務に降格)が顧客がいて収束は厳しいので事業譲渡を、という珍しくまともな対抗策を打ち出し、その計画が実行されたのが昨年の10月頃。
自分への打診は今年1月下旬でした。

 

提案されたのは2つ
1.事業譲渡に乗って新しい会社に転籍する。(with all部門のシステム & all部門の顧客)
2.会社に在籍しながらシステム事業を収束させる。

さらにこちらから可能性として上げたのはさらに2つ
3.無視して辞める
4.自分で会社を立ち上げ、譲渡の受け皿となる。

さっさと辞めて上司が謝罪のあいさつ回りすればいいや、とも思いましたが
まず自分の会社で受け皿になれないか検討し、その線で進めようとしました。
しかしながら、予定されていた譲渡先への譲渡金額の2.5倍を提示され(実質親会社からの拒否)、泣く泣く事業譲渡に乗ることにしました。

まだまだ子供(今4人)と奥さん養っていかないといけないですし。


今は、新しい会社で事業がスムーズに再開できるよう挨拶回り、引き継ぎ、移管する書類のまとめ、とバタバタしています。あぁ、SASも医薬品コードもMedDRAも契約しなきゃ。

 

*…身バレするので、社名は出しませんが、分かる人が見ればわかる…かな。