SAS University Editionのセットアップ
少し前ですが、知人からSAS University Edition(SASUE)がうまく動かないと聞いており、ちょうどSASユーザ総会が終わって時間もできたので、自分のPCにセットアップして(SASは入っているのだが)みて、記事にまとめてみました。
吉野さんものSASUE on AWSのセットアップ記事(こちら)を書かれていますので合わせて参考にしてください
まずはSAS University Editionでググって下のリンクをクリックします。
OSを選びます。今回はWindowsです。
要件を確認しろ、と表示されます。64bit版のみの対応のようです。
だれか32bitで試した人いないかな。
SASUE使用までの手順は以下の4つから構成されます。
①セットアップ
②ダウンロード
③設定
④利用
①セットアップから
1.以下のリンクから、Oracleのページへ飛び…
Windows hostsを選びます
2.ダウンロードが完了したら、実行します。
基本的にはすべて「Next」でOK
途中、このデバイスをインストールしますか?というダイアログが表示されるので、インストールを選びます
「常に信頼する」のチェックを外しながら進めると、合計3回ダイアログが表示されるようです。
Finishしたら次はSAS UEを使用するためのフォルダを作成します。
どこでもいいのですが、わかりやすくC:\SASUniversityEdition\myfoldersとしました。
続いて、SAS UEの本体をダウンロードします。こちらも以下のリンクから。
ダウンロードにはSASプロファイルの登録が必要ですので、はじめての方は右の「SASプロファイルを登録する」から新規登録してください。
プロファイルを使用してログインすると、ライセンス確認画面に切り替わります。agreeにチェックしてContinueします
一応0.00USDでorderという形になっているようです。気にせずDownloadからファイルをダウンロードします。2GBほどあるので、Wifi等がベター。
続いて、VirtualBoxでSASUEを使うための設定です
①ファイル>仮想アプライアンスのインポート
②ファイルを選択
③先程ダウンロードしたSASUEのファイルを指定
④次へ
ここでインポートを選択し、
少し待てば完了
インポートが完了しました
最後はフォルダの設定です
①仮想マシン>設定を選択
②共有フォルダから新規フォルダを登録
③ドロップダウンリストからその他を選択
④先程作成したmfoldersを選択
⑤,⑥読み込み専用にチェックが無いことを確認して、OKをクリック
自動マウントはお好みで(この時点では違いがわからないし、変更できるので)
⑦OKで完了
長かったインストール~設定も終わりました。
いよいよSASUEを起動します。
①SAS University Editionを選択し、仮想マシン>起動>通常起動を選びます
黒いコンソール画面が表示されますので、待ちます…
見慣れた(?)SASのロゴが表示されました。あと一歩。
起動パラメータの確認をして、Webサービスを起動しているものと思われます。
気にせず待ちましょう。
この画面になったら、SASUEが使えるようになります。
赤枠で囲った「http://localhost:10080」がアクセス先になります。
ブラウザ自動起動してくれてもいいのに、と思うのは私だけ?
②ブラウザ(Internet Explorer, Firefox, Chrome)を起動し、アドレスバーに
上のリンクを入力します。毎度入力するのは手間なのでお気に入りに入れておきましょう。
③きました!「SASStudioを始める>」をクリックして初めます。
ちなみに、終了するときの手順ですが、画面右上のサインアウトをクリックし、
先程の黒いコンソール画面で仮想マシン>ACPIシャットダウンで終了します。
(面倒ならXで閉じちゃえばいいと思いますが)
使った感想はまたあとで
その後、SAS OnDemand for Academicsもセットアップしました。
簡単ですが、セットアップ手順はこちらの記事へ