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SAS 認定プロフェッショナル試験がスペシャリスト試験に変更になったようです

SAS認定プロフェッショナル(ここではBase Programmerを例にあげます)
という試験区分が廃止され、SAS認定スペシャリストというものに切り替わったそうです。

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基本的なターゲットは同じようですが、試験方法に大きな違いがあります




旧来の試験「認定プロフェッショナル」では、基本的には4つの選択肢から回答を選ぶ形になります。
(一部ステートメントを書く物があったかもしれません)

新しい試験「認定スペシャリスト」では、およそ半分はSASコードを書いて、その結果(のデータセット)を見ながら回答する形のようです。

確かに、知識一発勝負の旧来の試験方式より、実際のコードを書いてその結果を回答する、という形式は、
実際に大体の仕様を把握していればコーディングと試行錯誤で答えが出せますので、実情に合っている気がします。

ちなみに、プロフェッショナルとスペシャリストには特に意図はなく、名前が変わっただけということです。


また、模擬試験が公開され、e-Learningで受講できるようになっています。以下の下部より。
Base Programming Specialist | SAS

今までは非公開で、模擬試験問題はSASから購入する必要がありましたのでこれはありがたいですね。


なお、模擬試験環境は全て英語(※)なので、SASも英語版を使用したほうがいいです。
サンプルデータセットの文字エンコーディングがwlatin1なので、SAS日本語版だとどうしても解決
できない文字コードの問題がでてしまうためです(データセットinput36を使用する問題)
※注…実際の試験ではSAS DMS環境、日本語版で実施されるそうです。


既存のプロフェッショナルは差額9000円で試験が受けられるそうなので、受けてみようと思います。